ハバナ市には「ハメルの路地(Callejón de Hamel)」というアフリカ風の不思議な空間があります!

「地球の歩き方」など、日本で発行されているガイドブックにはあまり紹介されていませんが、パナマ市には時間があれば訪れてみたい面白い場所があります。
アフリカとキューバの文化の融合を試みる、サルバドール・ゴンサレス(Salvador González.)という芸術家が、1990年代から手がけている「ハメルの路地(Callejon de Hamel)」もその一つです。ハバナ市の旧市街と私が住むミラマール地区の間にあるベダード地区にあります。
わずか2ブロックの空間ですが、アフロ・キューバン(Afro-Cuban)風のイメージでデザインされた家、壁、オブジェ等で埋め尽くされています。
もう、路地全体が芸術作品です。
どこからか陽気なお兄さんが現れて、頼みもしないのにこの場所の説明をしてくれました。今やこの路地は、アフロ・キューバン宗教(Santería)の聖地になっているそうです。ハメル(Hamel)というのは、かつてこの地に住んで住民から慕われていた米国人の名に因んでいるそうです。
信者向けではなく、観光客向けのカフェや土産店もあります。
ここも間違いなくキューバです。
アフリカの雰囲気の中に、キューバではどこでも見かけるホセ・マルティの胸像もあります。
どこにカメラを向けても面白い写真が撮れます。
地元の人たちが奏でるルンバの音楽やダンスも楽しめます。毎週日曜日の正午からは無料で公開されています(ただしチップが要ります)。
ハバナ市に来られた際は、話のタネに時間があればぜひ訪れてみたい不思議な場所です。
「ハメルの路地(Callejon de Hamel)」への行き方はこちらです。
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「キューバ芸術工房(Fábrica de Arte Cubano, FAC)」キューバ芸術の最先端を行くスポットです!(その1)
10月8日のキューバはどこも Che! Che! Che!です。
「世界青年学生祭典(Festival Mundial de la Juventud y los Estudiantes)」キューバにいると日本では聞かない様なニュースを耳にします。
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