「キューバでゴルフ」(その1)「ハバナ・ゴルフ・クラブ(Habana Golf Club)」

「下手の横好き」で、パナマ時代に引き続き、キューバでも週末はセニョーラと共にゴルフを楽しんでいます。日本と違っていつも空いていて、週末でも予約無しで、1人でも回れます。

現在キューバには、ハバナ市(9ホール)とビーチリゾートのバラデロ(18ホール)の2か所にゴルフ場があります。私たちはハバナ市の「ハバナ・ゴルフ・クラブ(Habana Golf Club)」の会員になっています。

このクラブは50年以上前にオープンしたキューバで最古のゴルフ場で、かつてはあのフィデル・カストロもプレイしたことがあるそうです。キューバに住む外国人の会員が多いですが、カストロのファミリーなどキューバ人のプレイヤーも見かけます。

プレイ料金ですが、1か月250CUC(ドル)払えば会員になれます。会員になると、会員本人とその家族は月に何回プレイしてもグリーフィーが無料ですが、キャディー・フィーは別に払います(18ホールで20CUC以下)。私たちは車を持っていないので、往復のタクシー代30CUCが余計にかかります。

また、ビジターでで訪れると、平日、週末に関わらず、18ホールで50CUC、9ホールで50CUC取られます。ぼろいですがゴルフクラブも借りられます。

コースは、ティーショットの位置を変えて9ホールを2回プレイするスタイルで、白のレギュラーティーから測ると、アウトは2938ヤード、インは2954ヤードの合計5892ヤードです。でも、男性はパー70で、女性はパー72ですので、決して短いとは感じません。パー5の最長ホールは507ヤード、パー4の最長ホールは421ヤードあり本格的です。

歴史があるクラブなので、沢山の木が育って木陰を作り、気持ちがいいです。

このクラブには乗用カートが無いので、キャディにクラブを運んでもらうか、自分で運びます。6月から9月の夏の季節はすごく蒸し暑くて、キャディ無しにプレイするのはしんどいです。

You Tubeの宣伝ビデオでは立派に見えるこのクラブですが、施設はすでに老朽化していていて、芝を整備する機械が足りない上に水撒きスプリンクラーが無いため、フェアウェイやグリーンの状態はよくありません。雨季はべちゃくちゃで、乾期はからからです。

また、夏の雨期のシーズンは芝(雑草?)が伸びすぎて、私のような下手なプレイヤーはよくボールを失くします。

グリーンには、棒切れに結んだ雑巾のような旗が立っているのがいかにもキューバ的です。

このクラブでは、人間や機械に代わって、近所の農家の羊や牛が入ってきて草刈りを手伝ってくれます。

カメレオンや野鳥の卵など野生の観察もできます。

料金は決して安くない上に、日本とは比べ物にならないほどひどい状態のゴルフ場ですが、キューバでは娯楽が少ないので、予定の無い週末には暇つぶしにいつもお世話になっています。

「ハバナ・ゴルフ・クラブ(Habana Golf Club)」はこちらです。

 

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