いつまでやるのキューバ の社会主義「計画経済」?

資本主義「市場経済」のチャンピオン国アメリカから社会主義「計画経済」のチャンピオン国キューバにわずか一時間足らずのフライトで瞬間移動しました。
週末のいつもの習慣で、自転車で近所の国営のスーパーに行くと相変わらず品数が少なく棚はガラガラです。
スーパーでは手に入らない生鮮食料品を求めて、キューバの計画経済の中でも比較的自由化が認められている農産物市場に行きました。
相変わらず表の市場から卵やジャガイモなどの統制品が消えているため、闇の密売人から「特別価格」で仕入れて、重い荷物を背に割れやすい卵を手にぶら下げて家路につきました。
前日はレンタカーに乗ってマイアミでキューバ人が多く住む地区のスーパー(Publix)に行きました。このスーパーでは客も従業員も大半がキューバ人です。同じキューバ人でもアメリカとキューバでは全く違う世界に住んでいるんだなと実感した次第です。
アメリカ型の市場経済を断固拒否して社会主義計画経済に固執してきたキューバですが、いつまで「革命路線」を継続するのでしょうか?答えはいつも「勝利の日まで(Hasta la Victoria Siempre!)」です。でも、これにいやいや付き合わされていると感じている国民にとっては極めて辛い状況です。民衆からの不満の声が前よりよく聞かれるようになった今日この頃です。
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