「サイモンとガーファンクル(Simon & Garfunkel)」は民主党(Democratic Party)のテーマ曲 ?

昨夜(7月25日)に米国のフィラデルフィアで行われた大統領候補選出のための民主党全国大会の第1日目をCNNで見ていて、何処かで見たような顔の初老の歌手が登場したと思いきや、なんとあのポール・サイモン(Paul Simon)でした。グループだった時はもっぱら相棒のアート・ガーファンクル(Art Garfunkel)が歌った名曲「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」を彼がソロで歌いました。会場を埋めたアラカン世代かと思われる民主党員の熱狂的な盛り上がりが印象的でした。1982年5月に彼らが来日した時に、かつての後楽園球場の野外コンサートで私も同じ曲を聴いて盛り上がったのを思い出しました。あれからかれこれ34年、彼らの曲が未だに米国で根強い人気を維持しているのは凄いです!
さて、昨夜はヒラリー・クリントン(HillaryClinton)と最後まで民主党の大統領候補の座を争ったバーニー・サンダース(Bernie Sanders)が応援演説に現れましが、登場する際のテーマ・ソングが同じくサイモンとガーファンクルのアメリカ(America)でした。思えば、この曲の歌詞は、若者やリベラル派の人々の支持を受けて選挙戦を戦ったバーニー・サンダースのイメージそのものでした。
一方、共和党の大統領候補となったドナルド・トランプ(Donald Trump)が無断で使っているローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」のこの曲も、ますます勢いを増している彼のイメージそのものですね。先に行われた共和党大会にローリング・ストーンズが現れてライブを行えば、トランプ氏の支持率はもっと上がったかも知れません。
Omar Alfanno(オマール・アルファノ)パナマを代表するシンガー・ソング・ライターです。
My Favorite Oldies (15) Rhythm of the Rain(悲しき雨音)パナマは雨季真っ盛りです。
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