クリストファー・クロス(Christopher Cross)の爽やかな歌声はニューヨーク(NY)の洗練された都会のイメージそのものです!

クリストファー・クロスは知らなくても、彼が歌う「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」(邦題)が好きな人は多いと思います。パナマに戻って、出勤途中の車の中でラジオから流れるこの曲を聴いて、最近訪れたNYの街並みを思い浮かべました。彼の顔に似合わない爽やかな歌声は、NYの洗練された都会のイメージにピッタリです。
もともとこの曲は、1981年公開の米国映画「Mr. Arthur」の主題歌で、「アーサーのテーマ(Arthur’s Theme)」とか「君にできる最善こと(The Best You Can Do)」というタイトルの曲で、同年のアカデミー歌曲賞を受賞しています。「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」という邦題は、この曲のイメージをより鮮明にしてくれる名訳だと思います。また、この曲の作曲と編曲に『明日に向って撃て! (Butch Cassidy and the Sundance Kid) 』の主題歌「雨にぬれても (Raindrops Keep fallin’ On My Head) 」を作曲したあのバート・バカラックBurt Bacharach)が関わっているのも興味深いです。
【 ARTHUR’S THEME (BEST THAT YOU CAN DO) 】
作詞;Burt Bachrach&Carole Bayer Sager&Christopher Cross&Peter Allen
作曲;Burt Bachrach&Carole Bayer Sager&Christopher Cross&Peter Allen「♪ Once in your life you will find her
Someone that turns your heart around
And next thing you know
You’re closing down the town
Wake up and it’s still with you
Even though you left her way cross town
Wonderin’ to yourself
Hey what have I foundWhen you get caught
Between the moon and New York City
I know it’s crazy but it’s true
Between the moon and New York City
I know it’s crazy but it’s true
The best that you can do
The best that you can do
Is fall in love・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
【 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 】 訳;山本さゆり
「♪ 人生に一度だけ、理想の彼女に出逢うもの
そう、君の心をときめかせる誰かに・・・
するととたんに君は
何も手につかなくなってしまうのさ
目覚めてもまだそのときめきが続いている
そう、彼女を街のずっと向こうに置いてきたとしても
そして自分自身に問いかけるのさ
一体僕は何を見つけてしまったんだ・・・とね月とニューヨーク・シティの間に
はさまって捕まったら
そう、ちょっとクレイジーだけど、本当なんだ
そう、月とニューヨーク・シティの間に
はさまって捕まったら
一番いいのは
君にできる最善のことは
恋に落ちることさ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
NYのロックフェラーセンターの夕暮れです。
NYの定番「摩天楼」です。
摩天楼の中の定番「エムパイアー・ステート・ビル」です。
これもNYの定番「自由の女神」です。
さらなる定番「ブルックリン橋」です。
NY出身のサイモンとガーファンクル(Simon & Garfunkel)が歌う「59番街橋の歌(The 59th Street Bridge Song – Feelin’ Groovy)」です。
こちらはNYの新顔「ワン・ワールド・トレード・センター」です。
こちらは、NYの定番の曲「ニューヨーク・ニューヨーク(NY NY)」です。ランク・シナトラ(Frank Sinatra)のバージョンでお届けします。
この曲の歌詞「I want to be a part of it, NY, NY(私もNYに溶け込みたい)」というのは納得です。NYは歩くだけで、その街の住民になった気分にさせてくれる不思議な魅力を持った場所です。
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