Japanese Sniper (湯けむりスナイパー) 遠藤憲一の魅力のすべてが詰まった中年男性向きのB級娯楽TVドラマ

前回のAmerican Sniperに引き続き、今回はJapanese Sniperの登場です。
その名も「湯けむりスナイパー」 (Wikipediaより)
原作はすでに廃刊となった『漫画サンデー』に連載されていましたが、本日のお勧めは、強面で悪役にぴったりの遠藤憲一が初めて主演したテレビドラマの方です。
2009年4月にテレビ東京系の深夜番組として全12話が放映された後、その人気に応えて、2012年の正月まで単発的な続編が何話か製作されて放映されました。
お勧めしている私は、当然全話を観ています。
かつて組織に雇われていた殺し屋(スナイパー)が、血塗られた過去を清算し、余生を穏やかに過ごすために、秘境の温泉宿で住み込みの男仲居として働くことになります。そんな彼の周囲で日々起こるさまざまな人間ドラマを、毎回完結の形で描いています。
アカデミー作品賞にノミネートされた超大作シネマ「アメリカン・スナイパー」と対照的に、こちらは超B級ドラマの代表作です。
でも、「B級ドラマ」とはいえ、その娯楽性のレベルはかなり高いです。俳優遠藤憲一の魅力のすべてが凝縮され、脇役陣も光っています。
今でも「湯けむりスパイパー」でネット検索すれば、部分的に無料視聴できますし、気に入ればTSUTAYAでまとめて借りる手もあります。
深夜番組なので、女性にはあまりお勧めしませんが、以下のような方には、アメリカンスナイパーよりこちらの方が絶対にお勧めです。
- 職場では、上からどつかれ、下から突き上げられ、疲れ切った週末は自宅で横になり、深夜のテレビ番組に癒されているような中間管理職の男性
- 職場では真面目一筋で、冗談の一つも言えないが、帰りの電車の中では「週間ポスト」や「夕刊フジ」をニヤニヤしながら読んでいる男性
- 悪役を演じる遠藤憲一がたまらなく魅力的に思える女性
American Sniper (アメリカン・スナイパー) 戦場に4回ツアーしてトラウマを患いつつもレジェンドと呼ばれた男
Travel and Tourism Competitiveness Report【旅行・観光競争力レポート】 「おもてなし」だけではない日本のNO1