Spain旅行(8)サンミゲール市場(Mercado de San Miguel)東京も見習いたい世界最強のタパスフードコート!

8月のスペイン旅行のネタはまだまだ尽きません。
今回のスペイン旅行はマドリードに滞在し、伝統料理や最新料理のレストランを訪問しましたが、一番お世話になったのがこのサンミゲール市場(Mercado de San Migeul)で、気に入ったので3回も行ってしまいました。
海外旅行用に何か日本的なお土産を買いたいけど時間が無いような時に、最後に頼りになるのが成田空港や羽田空港にあるショップです。値段は少し高めですが、外国に持って行ったら喜ばれそうな日本的な食料品やお土産が豊富に揃っています。このサンミゲール市場のコンセプトも同じです。昔は地元向けの市場だった場所を改装して2009年にオープンしたそうですが、以下の写真(+キャプション)の通り、時間が限られている旅行者がスペインのグルメをまとめて堪能できる仕組みになっています。ビール、ワイン、肉類、魚介類、野菜・果物、スイーツなど、何でも揃っています。そして何よりもスペインを代表する小皿料理であるタパスを何種類も楽しめるのが魅力です。また、食べるだけではなく、お土産も買えます。見かけの値段は地元の人が行く店より少し高いと思いますが、税込みで、各店共同の飲食スペースを利用するフードコートスタイルのためサービス料もかかりません。地下の綺麗なお手洗い(スペインではbañoではなくaseoといいます)も、飲食のチケットを見せればタダで利用できます。

好きな食べ物と飲み物を買って、どこでも開いている席に座ります(混んでいる時は見つけるのが大変ですが・・・)。この日は、冷えたビールに、タパス(つまみ)は、イベリコ豚の生ハム、さらに、たら、いわし、えび、たこなど海産物のオンパレードです。
ところで、この世界最強のタパスコートのコンセプトですが、2020年のオリンピックに向けて外国人観光客を増やしたい東京も見習いたいですね。築地の場外市場のコンセプトに、ラーメン、かつ(牛)丼、カレー、さらにお好み焼きのようなB級グルメ、天ぷら、焼き鳥、さらに日本酒、焼酎、ビール、和菓子を含めたスイーツなどのセクションを合体し、ここに行けば日本の庶民の味が一度で味わえるような場所があれば、外国人は喜んで行くと思います。ついでに、そこでJPOPやオタク文化のライブもやれば最高です。東京都の所有地あたりに、競技場に比べればほんの僅かの予算でできる施設を建設して、民間の会社に運営してもらうアイデアははいかがでしょう。うまくいけば、サンミゲール市場の東京版として、オリンピック以後も観光名所として生き残れるかも知れません。私が東京都知事なら、このアイデアの実現を提案しますね~。都民にとっては、カジノや2千億円以上の国立競技場を作るより抵抗の無いアイデアだと思いますが・・・。
なお、スペインのマドリードにあるサンミゲール市場(Mercado de San Miguel)については、すでに数多くのガイドブック等で照会されていますが、スペイン語と英語のHPもありますので、さらに興味のある方はそちらをご覧下さい。