「真のナポリピザ(Vera Pizza Napoletana)」(その1)美味しいピザならここがお勧め

イタリアの国旗、ウィキペディアによれば、一般的な解釈では、緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・熱血」を表すらしいです。
でも、グルメな私はこれを見て、緑は「バジル」、白は「モッツァレラチーズ」、赤は「トマト」を連想します。
これらの材料をお皿に交互に並べてオリーブオイルをかけ、お好みに応じて塩コショウを振れば、イタリアの代表的な前菜「カプレーゼ(capreze)」が簡単に出来上がります。これには、よく冷えたプロセッコとかスプマンテ(イタリア版スパークリングワイン)が合いますね。
さて、これらの材料をピザ生地に載せて高温の蒔窯で焼けば、イタリアの代表的かつ最も基本的なピザ「マルゲリータ」(margherita)が出来上がりです。
熱々、モチモチ食感のナポリピザにPorettiとかMorettiみたいなイタリアンビールがあれば、もやはナポリのピザ屋にいる気分です。
ピザと言えば、宅配の定番、Domino、Pizza Hut、Chicagoなどを思い浮かべる方も多いと思います。でも、たまには本格的なピザを食べたいという方にお勧めなのが、ナポリに本部を置く「真のナポリピザ協会(Associazione Verace Pizza Napoletana、通称AVPN)」が認定している店です。認定店には必ず下記の看板が掲げられています。206というのは、世界中で206番目に認定された店という意味です。
AVPN認定の店は現在世界で27カ国にあるそうですが、日本でも相当な数の店が認定されているので、皆様がお住いの地域にもあるかも知れません。私が日本にいる時によく行くのは、自宅の近くにある「ラ・パーラ(La Pala)」という店です。「ラ・ピッコラ・ターヴォラ(La Piccola Tavola)」とか、東京にある他の認定店にも行きましたが、どこもレベルが高いです。もちろん、これらの認定店以外でも、おいしいピザを出す店はたくさんあると思いますが、外れがない店を見極める一つの目安になります。例えば、名古屋に旅行して美味しいピザを食べたくなったら、私だったら「チェザリ(Cesari)」という認定店に行ってみます。たぶんいい店だと思いますが、行ったことがないので、名古屋にお住いの方の評価をお聞きしたいです。
さて、自分で言うのも何ですが、このブログの売りは、世界視野での情報発信です。よくブログで、青山や六本木でこんな旨い店に行ったとかいう投稿がありますが、北海道や九州に住んでいる方の多くはそんな店に行ける機会は少ないし、まして外国に住んでいる日本人の方にとっては「アッソー よかったね」で終わりです。
そこで、このブログでは、日本全国、さらに中国、アメリカ、オーストラリア、さらにラテンアメリカのブラジルやアルゼンチンなどに住まれている方にも楽しい情報をお届けしますので、ピザが好きな方は、ここをクリック願います。
では、今私が住んでいるパナマのように、認定店が存在しない国にも美味しいピザが食べられる店があるのでしょうか?次回のブログでお伝えします。