キューバでは「国際労働者の日( Día Internacional de los Trabajadores)」を盛大に祝います!

4月から5月にかけて、キューバでは季節の変わり目なのか、雨が降るようになりました。新しい季節の訪れと共に、ハバナの街にはいたるところで綺麗な花が咲き始めました。中には桜に似た花もあります。

さて、5月1日のメーデーは、世界中で労働者のパレードや集会が見られますが、労働者の7割以上が公的部門で働いている社会主義国のキューバでは、この日は特別な意味を持ちます。普段は外国人観光客ばかりの革命広場には、朝早くから多くのキューバ人が集まりだしました。

行進は、業種や組織毎にチームを組んで整然と行われましたが、大半の皆さんは夜が明ける前から家を出発したそうです。とてつもなく広い広場に、何十万人もの国民が集まるというシーンは、中国や北朝鮮でも見られますが、共産党が支配する国に見られる独特な光景でしょうか。参加されている方々の表情に、今ひとつ元気が無いと感じるのは、気のせいでしょうか? 実際、現在のキューバの経済状況は良いとは言えず、多くの国民は生活に苦労されていると思います。

ラウル・カストロ大統領(中央の軍服姿)をはじめ、キューバ共産党幹部の方も勢ぞろいしました。労働者の団結によって、理想の社会主義国化の建設を目指すキューバ革命は今も続いています。いつまで続けるかと言うと、それは「勝利するまで(Hasta la Victoria Siempre)」です!

(写真は共産党の機関紙Granmaから引用させていただきました。)

 

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