There’s a Dominican Photographer Who Loved Panama. パナマを愛したドミニカ人写真家 (2)

 昨日に引き続き、ドミニカ共和国出身の写真家マキシモさん(Maximo Novasさん)の作品をご紹介します。本日は人物を写した写真です。

 

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Suena Violin(ヴァイオリンの音色)

このブログでも時々述べてきましたが、パナマは貧富の差が激しい国です。パナマ市でも、豪邸や高級アパートに住む富裕層や外国人(私も含みます)もいれば、日々安定した収入が得られない貧困層もいます。マキシモさんの人物作品の被写体は明らかに後者です。

 

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Viviendo del Hielo(氷で生きる)

こんなやりきれない現実の中でも、通りで毎日見かけるような、淡々とかつ逞しく生きているパナマ人の姿を、マキシモさんの優しい眼が捉えています。 

 

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Artista de Calle(通りの芸術家)

 今回の記事のタイトルは「パナマを愛したドミニカ人写真家」ですが、マキシモさんに「パナマを愛しているか」と聞いたことはありません。マキシモさんの作品を見て、彼はパナマを愛していたに違いないと私が直感しているだけです。

 

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tocando por la vida(人生にささげる演奏)

この人は、パナマに流れ着いた外国人かもしれません。パナマではこんな人を沢山見かけます。

 

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Artista de Calle(通りの芸術家)

一見陽気そうなパナマ人のオジサンですが、憂いに満ちた彼の眼は、一体何を見つめているのでしょう。

 

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Cargador de Maiz(トウモロコシを担ぐ)

パナマの貧困は、農村地域でより顕著です。まさに、日々生きるために働く人々の姿があります。

 

15135543670_64f6b76e2b_zEn casa(家で)

パナマ市で高層アパートで暮らす子供もいれば、田舎で土塀に萱葺きの家で暮らす子供もいるのがパナマの現実です。この子の眼はどこを見つめているのでしょう。

 

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Pescadores(漁師たち)

貧しい漁村では、子供も貴重な労働力です。

 

マキシモさんの写真をもっと見たい方は、彼のFlickrサイトを覗いてみてください。パナマ以外のテーマの写真もご覧になれます。

また、このブログでは、今後も時々マキシモさんが撮った写真をご紹介したいと思います。

(なお、私のブログへの写真の掲載とサイトへのリンクについては、マキシモさんから事前の許可を頂いています。)

 

 

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