Good Morning Panama / Buenos Días Panamá / おはようパナマ (5)

 
6月9日、パナマ市の夜明けです。

パナマは降れば土砂降りの日々が続いていますが、日本では関東甲信越地方も梅雨に入ったようで、どこもジメジメしていますね。

今日もパナマで世界中のニュースをキャッチしています。

パナマも連日、汚職や不正のニュースが流れていますが、CNNが一番報道するのはFIFA問題です。2010年の南アフリカ大会、今後開催が予定されている2018年のロシア大会と2222年のカタール大会の誘致に関する問題が焦点です。FIFAの元幹部の一部はすでに賄賂の受け取りを認めているようです。「なでしこジャパン」が初戦に勝利した女子サッカーW杯の話題も、この問題を前に霞んでいます。

ドイツで行われたG7会合が閉幕。ロシアと中国の「領土拡大」に警告のメッセージを発しています。ところで、このロシア、最近は天然資源と軍事力の脅しだけでしか国威を発揚できない情けない国になりました。武器やロケット以外にもこの大国は何か工業製品を生産していると思いますが、どこかで目にすることはありません。最近のロシアで注目すべきカルチャーとは何でしょう? 願わくば、あのペレストロイカの実績のあるロシア国民の皆さんが、今一度国家のあり方を変えるために行動してほしいです。

リビアなど北アフリカから地中海を北上し、命懸けでヨーロッパを目指す「難民」が急増しています。世界には、自分を守ってくれる国を持たない人が沢山います。

韓国からは致死率の高い呼吸器系の伝染病MERS(マース=中東呼吸器症候群)のニュース。MEは中東(Middle East)の意味で、砂漠で使われるラクダが媒介するウイルスだと、今回初めて知りました。グローバル社会では、病気も国境を越えて簡単に波及しますね。日本でも感染が広がる可能性があるわけです。韓国では、国を挙げてコントロールに取り組んでいるそうですが、一刻も早く事態が解決することを祈ります。

今度は芸能ニュース。米演劇界の栄誉「第69回トニー賞」の今年の授賞式がニューヨークで開かれ、「王様と私」でミュージカル部門主演男優賞にノミネートされていた渡辺謙は、残念ながら受賞を逃したそうです。同作品は、リバイバル作品賞、主演女優賞、助演女優賞、さらに衣装賞を受賞したそうです。なお、私見ですが、米国で活躍する日本人男優としては、渡辺謙もいいですが、同年代の真田 広之の方が演技力も英語力も上かなと思います。

次は楽しいニュース。米アップル社は、月額9.99ドルで聴き放題の音楽配信サービス「アップルミュージック」を6月30日から米など100カ国以上で始めると発表しました。新サービスは音楽をダウンロードして端末に保存して聴くのではなく、曲を受信と同時に再生する「ストリーミング(逐次再生)」方式だそうです。すでにスウェーデンの会社が同様のサービスを開始しており、音楽配信業界は再び新しい時代に突入します。レコード時代に育ったアラカン世代は、CD時代に何とか適応したかと思ったら、ダウンロード時代が到来し、今度は聴き放題のストリーミング時代です。その次は、何の時代が来るのでしょう?

 では、今日も皆様にとってよい一日でありますように!!

 

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僕は今日も太陽礼拝しています。

 

 

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