NY (5)「国立9月11日メモリアル博物館(National September 11 Memorial & Museum)」あの日の出来事は忘れられません。

米国同時多発テロから10年目となる2011年9月11日に開業した「国立9月11日メモリアル博物館(National September 11 Memorial & Museum)」に行ってきました(HPはこちらです)。
実は、2001年の9月11日の事件から2週間後に用事があってNYを訪れました。すでに瓦礫の撤去作業が始まっていましたが、煙が立ち上る生々しい現場の様子が忘れられません。現在、テロ事件の跡地には、先日ご照会した「ワン・ワールド・トレード・センター(One World Trade Center)」とこの博物館の他に、幾つかのビルや記念碑が建設中であり、2018年中に全体が完成するそうです。
テロ事件で倒壊した2つのワールド・トレード・センタービルの跡は現在プールになっていて、その周りには犠牲者全員の名前が記載されています。
さて、博物館の中です。まずは、2001年9月11日の事件のあらましが写真やビデオにより解説されます。
8時46分、テロリストに乗っ取られたアメリカン航空の飛行機がノースタワーに激突しました。
続いて、9時03分、ユナイテッド航空の飛行機がサウスタワーに激突しました。
2つのタワーは間もなく崩壊し、2753名の犠牲者を出す大惨事となりました。
サウスタワーの地下部分の壁と柱は、博物館の中にそのまま残されています。
崩壊したビルの鉄柱です。
サウスタワーの天辺にあったアンテナ塔です。
当時のエレベーターと階段がそのままの位置で展示されています。
救助に駆けつけて押しつぶされた消防車です。
同じく救急車です。
原型を留めないパトカーも展示されています。
自転車置き場に残っていた自転車です。
崩壊したビルの跡(グラウンド・ゼロ)に掲げられた星条旗です。この他、写真撮影が禁止のコーナーには、犠牲になった方々の遺品等が多数展示されています。
NYには、メトロポリタン博物館(The Metropolitan Museum of Art)や近代美術館(The Museum of Modern Art)など多くの美術館や博物館がありますが、この「国立9月11日メモリアル博物館」も新たな名所として訪問する価値が十分にあります。
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