Portugal(Lisbon)旅行(2)リスボンで、アラカンになって初めてイワシ(Sardeinha)の美味しさを知りました。

 

ポルトガルに来てからは天気に恵まれ、リスボンの美しい街並での散策を楽しんでいると、どこからか懐かしい匂いがしてきました。伊豆半島の観光地に漂っているような焼き魚の匂いです。

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ある家の軒先で、炭火を使って魚を焼いていました。この魚は、アジのようなイワシのような…。

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そう!ポルトガルでは名物の「イワシの塩焼(Sardeinhas Asadas)を食べようと決めていました。でも、ポルトガルではイワシは初夏が旬だと聞いたので、秋のこの季節は時期外れかなと心配していました。

ホテルの裏に「サン・シーロ(San Siro)」という、イワシの塩焼を出す大衆レストランがあったので、とりあえず入ってみました。あまり当てになりませんが、Trip Advisorの評価は最高と最低に大きく分かれていました。

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店の入り口には、新鮮な魚介類が陳列されています。

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ビールを飲みながらイワシを待ちますが、じっくり調理しているのか、なかなか出てきません。

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ついに出てきました!身がふっくらとして、見るからに美味しそうです。

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早速いただくと、これが本当に美味しい!素材が新鮮で、塩加減や焼き加減も絶妙です。ポルトガルに来てよかった!パリで食した生牡蠣と同じく、これまでのアラカン人生でこんなに美味しいイワシは食べたことがありません。

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前日に入った大衆レストランを再び訪問して、今度は別の品を試すことにしました。この日はまず、ポルトガル名物「グリーン・ワイン(Vinha Verde)」を試しました。辛口の若い白ワインで、炭酸も入っていて、魚介類との相性も良さそうです。値段は9ユーロ(日本円で千円ちょっと)ですが、街のスーパーでは半分以下の値段で売っています。

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乾杯しながら注文した料理を待ちます。

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さあ来ました。中身はなんでしょう?

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手前は、ポルトガル名物魚介類の煮込み「カタプラーナ(Cataplana)」です。

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向こう側は、伊勢海老入りの「魚介類のリゾット」です。。

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お皿に盛るとこんな感じです。

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この2品もなかなかの味でした。

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さて、ポルトガル滞在の最後の晩に、同じレストランに三度目のトライです。この店、例のTrip Advisorの低調な評価にも関わらず気に入りました。パナマから来たせいか、悪いと書かれていたサービスも全く気になりません。値段もこの辺りの他のレストランよりずっと安いです。何よりも、出される魚が新鮮なのが気に入りました。

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最後の夜は、白ワインのサングリアで乾杯(Saude)です!

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今度いつポルトガルに来られるか分からないので、思い出にまた「イワシの塩焼」を頼みました。

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いや〜、ポルトガルの庶民的なグルメを大いに堪能させていただきました。たまたま入った大衆レストランでこのレベルですから、旬の時期に専門店で食べればどれだけ美味しいのかと思いました。

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リスボンはさすがにラテンの街、通りは深夜まで多くの人で賑わっています。この街の雰囲気は、まさに「アラカン男のラテンな人生」に相応しいです。

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