日本車を満載した世界最大の自動車専用輸送船がパナマ運河を通過しました!

6月末にパナマ運河の拡張工事によって完成した第三レーンを、今日は世界最大規模の自動車専用船が通過しました。

ノルウェー船籍のこの輸送船は、日本の港から出航しメキシコを経由してパナマ運河を通過し、米国南部のアラバマ州にあるモービル(Mobile)という港に向かうそうです。この輸送船は最大で8500台もの車を積み込めるそうです。写真では分かりませんが、この船の中にはきっと日本車がギッシリ詰まっていると思います。日米貿易摩擦や円高のせいで、日本の自動車メーカーは米国で相当の台数を現地生産していると思っていましたが、まだ日本からも多くの車が輸出されているようです。

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ところで、11月の米国の大統領選挙ですが、日本との貿易不均衡の解消を主張するこの人が勝つ可能性も出てきました。日本のメーカーは、今のうちにパナマ運河を利用して、できるだけ多くの車を米国に届けておいたほうがいいかもしれません。

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写真はこちらの記事から引用させていただきました。

At 7:21 a.m. Thursday the vessel Hoegh Target, the largest transporter of vehicles inthe world, began its transit of the new Panama Canal locks in Cocoli.

The boat, that sails under the flag of Norway, was built in 2015. This is the first time it has used the Panama Canal.

The ship, which began its journey in Japan, has a width of 36.5 meters and can carry 8,500 vehicles, reported the Panama Canal Authority (ACP).

Jorge Luis Quijano, administrator of the ACP, said that the boat comes from Mazatlan, Mexico, and is bound for Alabama, in the United States.

Quijano said that the vessel was specifically constructed so that it could use the new locks.  

 よろしければ、こちらの記事も御覧ください。

パナマ運河拡張工事が完工。最初に通過した超大型コンテナ船が支払った通行料は?

パナマ運河拡張工事によって完成した第3レーンを「ネオパナマックス(Neopanamax)」船が続々と通過しています。

 

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