コスモポリタンなパナマ市の魅力（その7）本格的な和食の店もあるといいのですが…
（レストラン「MAKOTO」の中はモダンな感じです。バーと寿司カウンターがあります。）
これまで、パナマ市におけるベトナム料理、インド料理、タイ料理、韓国料理、メキシコ料理の店、さらに前回は寿司バーの店をご紹介しました。パナマ市では世界中の国の料理が食べられます。でも、和食の店はどれもイマイチでお勧めできる店がありませんが、最近「MAKOTO」という店がオープンしたので、「誠」の日本料理が食べられるかと期待して行ってきました。HPはこちらです。
テラスの席も素敵ですが、パナマの昼間は暑くで出れません。
弁当、丼、そばなどが用意されています。日本のビールもあります。今回は弁当とキリンビールを頼みました。
酒の種類は豊富ですが、値段は高いです。
酒やワインはワインセラーもきちんと保管しています。
味噌汁はスープという感覚ですので、最初に出てきます。でも、ビールを飲みながら味噌汁を啜るのはどうも…。
焼き鳥弁当です。見かけはいいですが、素材、焼き方、タレの絡め方などいまいちです。茶碗に盛ったご飯は焼き飯ですが、市内にある中華レストランのチャーハンの方がずっと美味しいです。天かすが乗ったサラダも付きますが、和食の店なら天ぷらと酢の物にしてもらいたいです。
刺身弁当です。マグロ、ハマチ、サーモンの3点が付きます。新鮮ですがあまりにも小さくて少量です。刺身以外は、焼き鳥弁当と同じです。刺身に茶碗に大盛りの焼き飯の組み合わせというのが何とも言えません。ランチで出すなら、「MAKOTO BENTO」とか「誠御膳」にして、焼き鳥、刺身、天ぷら、酢の物、さらに白いご飯と味噌汁を一つのセットメニューにしてリーズナブルな値段で提供し、この店を気に入ってくれた客を夜にリピーターとして呼び込むような戦術が必要です。
小瓶のビール2本と弁当2つで、お勘定はチップ込みで52ドル。サービスはパナマにしてはいい方で、店の雰囲気もいいですが、肝心の料理の内容が残念で総合的にはコスパが悪い店です。パナマにできた新しい和食レストランは、またしても期待を裏切りました。それにしても、パナマ市に米国のNYやLAにある平均的なレベルの和食の店が1件くらいできればいいのですが…。
