Breakfast at “My Tiffany’s”(「私のティファニー」で朝食を) 週末は少しリッチに気分転換 その1

「ティファニーで朝食を」( Breakfast at Tiffany’s)は、元々、アメリカの小説家トルーマン・カポーティによって書かれた小す。日本では、あの村上春樹による翻訳本も出ています。。
ティファニーはNYの五番街に本店を構える世界的に有名な宝石店ですが、そんなところで朝食を食べるようなご身分になることを夢見る自由奔放な女性の物語です。1961年に公開されたオードリー・ヘプバーン主演の映画は、映画の中で流れたヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)の名曲「ムーン・リバー(Moon River)」と共に有名です。
かのNYの宝石店の内部には、実際には朝食をとれるレストランなどありません。下記のYou Tubeの動画の通り、映画の主人公は(おそらく週末の)閉店時に、店の前で朝食を立ち食いしながら、ウインドーショッピングで気晴らしをしています。
平日と違い、少しはゆっくりできる週末の朝は、たまには気分転換して外で朝食するのもいいですね。いつも朝ごはんを作ってくれるパートナーへの感謝にもなります。
場所(My Tiffany’s)は、お近くのファミレスやカフェでもいいですし、たまには少しリッチな気分を味わえるところに行くのもいいですね。
東京であれば、御三家の一つ、帝国ホテルのパンケーキ、あるいはホテルオークラのフレンチトーストの朝食なんかは、おそらく最高の部類ですね
でも、御三家ホテルで朝食すれば気分は最高ですが、お値段も最高になります。ちなみに、私はそれぞれ一回行きましたが、もう行かない(行けない?)かもしれません。
そこで、現実的には、これよりもレベルは下がりますが、気が向いたときに気軽に行けるコスパ(CP)のいいMy Tiffany’sを見つけて利用しています。この辺は、「私のミシュランガイド(ビブグルマン編)その1」の発想と同じです。
例えば、都内であれば、CPのいいMy Tiffany’sとして思い出すのが、青山通りから神宮外苑の絵画館に続くイチョウ並木通りにあったSELANというカフェ・レストランです。
ヨーロッパの街と違って、東京にはテラス席が素敵なカフェやレストランはあまりありませんが、秋の紅葉シーズンにここのテラス席で朝食した時の思い出は忘れられません。
残念ながら、思い出のSELANはもうありませんが、その隣の敷地にできたRoyal Garden CafeなどもMy Tiffany’sになりえる店です。
ファミレス以上、SELAN未満の店ですが、テラス席でコーヒーと焼きたてのパンを頬張れば、この映画の中でオードリー・ヘップバーンが演じる主人公と同じ気分になれます。特に、紅葉のシーズンがお勧めです。
次回は、現在私が住むパナマ市で見つけたMy Tiffany’sをご紹介します。
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