キューバは、旅行するのと生活するのでは大違いの国です。(その2)

キューバでは、以前に住んでいたパナマと同じく、雨の少なくて比較的涼しい1月から4月が観光に最も適したシーズンと言われます。この期間は外国人観光客が殺到してホテル代が急騰しているので、海沿いにあって少し安めのコモドーロ(Comodoro)というホテルの新館のバンガローに移りました。このホテルの本館では、かつてケネディ大統領が上院議員だった頃に度々訪れ、マフィアの接待で乱行パーティーを楽しんでいたという噂があります。何れにしても、ハバナでも歴史と伝統を誇るホテルの一つのようです。

海を眺めながらいただくブフェ形式の朝食は、実に気持ちがいいです。

このホテルでも、キューバ国営の電気通信公社(ETECSA)が発行するWiFiカードを使用すれば、何とかインターネットに接続できます。キューバでは、ブログの更新はもっぱら週末に海を見ながら行うことにしました。

 

さて、今週末は、先週末に行った国営スーパーで売られていなかった野菜を求めて、セニューラと共に出かけました。目指すはキューバ人が利用している農産物市場(Mercado Agropecuario)です。天気が良くて、早朝で涼しいので、タクシーやバスを使わずに歩いて行くことにしました。

ホテルがあるのはMiramarというハバナの新市街です。この辺は、外国人などが多く住んでいるようで、街並みが整然としています。

だんだん庶民的な雰囲気になってきました。

30分ほど歩いて、お目当の農産物市場に到着しました。

ここはキューバ人の買い物客で賑わっています。ここで使われる通貨は、外国人用のペソ(CUC)ではなく、キューバ人用のペソ(CUP)です。現在、1CUCが1ドルで、24CUPの価値があります。すなわち、外国人用の1ペソ(1CUC)=キューバ人用の24ペソ(24CUP)になります。

結構新鮮な野菜が置いてあります。意外なことにオクラもあります。なぜか、ジャガイモや玉ねぎがないので、日本から持ってきたカレーは当分食べられそうにありません。

隣の棟では、各種の肉が売られています。冷凍施設がないので「新鮮そのもの」です。

値段を聞くと、日本よりは安いようです。

大きなピーマンが1個3CUP(15円くらい)です。

小粒ですが、ニンニクも置いてあります。

キューバの代表的なカクテルであるモヒートに入れるミントや最近日本でも人気のパクチーなど、各種のハーブも売っています。

色々と買い込みましたが、料理するには調味料などが必要です。

キューバでサバイバルするための買い出しは、まだまだ続きます。。

 

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

キューバは、旅行するのと生活するのでは大違いの国です。(その1)

キューバは、旅行するのと生活するのでは大違いの国です。(その3)

 

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