「お宿たなか」輪島のすべてが凝縮したコスパ最強の民宿です。

能登半島の2日間のドライブの宿泊地は輪島です。宿泊先は、昨年度プロが選ぶ日本のホテル旅館100選の中の選考審査委員特別賞「日本の小宿」に選出されたという「お宿たなか」です(HPより)。輪島には高級なホテルや旅館もありますが、ここは民宿というカテゴリーながら評判のいい宿なので期待していました。
昔ながらの数奇屋造りの建物に入ると、玄関からして洒落た雰囲気です。
入り口はこんな感じです。柱と床はすべて輪島の伝統工芸である漆塗りです。壁も地元の珪藻土で塗られています。
輪島塗の食器を展示・販売しています。
随所に和紙も使われて、癒しの空間を演出しています。民宿のカテゴリーのため、風呂とトイレは部屋の外にありますが、全体的に清掃が行き届いて清潔感があります。なお、お風呂は温泉が引かれていて、24時間入ることができます。
温泉に浸かってリラックスした後に、いよいよお楽しみの夕飯です。民宿ですが、なんと部屋別に個室が用意されていました。6月に入っても、この地の夜は冷え込むので、堀コタツのスイッチが入っていました。宿のおばあちゃん(大女将)をはじめ従業員の方がテキパキしていて、気持ちのいいサービスを提供してくれます。
全体の献立はこんな感じです。膳と食器はすべて輪島塗のものが使われています。食材はすべて朝市から仕入れた地元の旬の素材を使用しているそうです。
ビールは地元の「奥能登伝説」を頼みました。海洋深層水を使用しているそうです。
お酒も地元産の純米大吟醸の辛口を頼みました。
酒も料理も期待できそうです。
金沢で焼いて食した「のど黒」を、今度はしゃぶしゃぶでいただきました。
アジの叩きもプリプリして新鮮です。
焼き魚も出てきました。
汁物も輪島の磯の香りがします。
能登牛のミニステーキもいけますね。
デザートは2種類でました。右側は黄な粉をまぶしたお餅です。もう、お腹がパンパンです。
見て美しく、食べても美味しい料理と旨い酒に大満足した後、煖炉の炭火で温まりました。
翌日の朝食もハイセンスで美味です。これで一泊一万円は安いです。輪島の地で、コスパ最強の宿を見つけました。また輪島に来る機会があれば、迷わずここに泊まります。
朝食の後は、宿が山海の旬の食材を仕入れている朝市めぐりを楽しみました。
輪島の「お宿たなか」オススメです!
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