追悼マイケル・チミノ(Michael Cimino)監督「ディア・ハンター(The Deer Hunter)」が忘れられません。

日本ではあまり報道されていないようですが、アメリカの映画監督マイケル・チミノ氏が7月2日に77歳で死去したとのニュースに接しました。パナマでは、アメリカの歴史や社会の醜い部分を描いてきた同監督を追悼した特集番組がテレビで流れています。

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マイケル・チミノ監督といえば、1980年公開の「天国の門 (Heaven’s Gate)」や1985年公開の「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン( Year of the Dragon)」などの作品も話題を呼びましたが、私はベトナム戦争で身も心もズダズダにされた帰還兵を描き、1978年のアカデミー監督賞を受賞した「ディア・ハンター(The Deer Hunter)」をお勧めします。

この映画には、このブログでも紹介しましたが、私が大好きなロバート・デ・ニーロメリル・ストリープが共演しています。

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でも、この映画で最高の演技を見せているのはアカデミー助演男優賞を受賞したクリストファー・ウォーケン(Christopher Walken)です。

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ロシアン・ルーレットという自殺ゲームに身を投じる狂気の男を演じた彼の鬼気迫る演技は忘れられません。

ベトナム戦争で精神に障害を負った青年を通じてアメリカ社会の闇を描いた作品としては、すでにこのブログでも紹介したロバート・デ・ニーロ主演の「タクシー・ドライバー」、さらにクリストファー・ウォーケンの演技が光る「ディア・ハンター」の2本をお勧めします。

すでにYou Tubeなどで無料で視聴が可能なこの作品、よろしければぜひご覧ください。

写真は例によって「IMDB」のサイトから引用させていただきました。

 

 

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