キューバ(ハバナ)旅行(その1)社会主義国の首都ハバナ(Habana)での滞在を楽しみました。

10月の週末の3連休を利用してキューバにやって来ました。パナマからはコパ(COPA)航空の直行便が1日6便も出ていて、片道2時間ちょっとで行けます。全てがパナマからの旅行者ではなく、中南米の各国からパナマ経由でキューバに行く人が多い様です。

内務省の壁に描かれた革命の英雄チェ・ゲバラの肖像です。
さて、キューバと言えば、1959年の革命以来今日までに強固な共産党一党体制が確立されていますが、教育や保健医療の水準は高く、貧しくても皆平等という社会主義の理想をある程度実現させた数少ない国です。

ハバナ市にある基礎食糧品の配給所
国民の所得水準は低いですが、基礎食糧品の配給制度により、開発途上国にありがちな飢えや絶対的な貧困の悲惨さは少なくとも今回訪問したハバナ市では見かけませんでした。

海岸沿いの新市街Miramar地区にある外国人向けのスーパー
キューバでは、かつての中国の様に、外国人向けの通貨(CUC)とキューバ人向けの通貨(CUP)が流通しています。外国人向けの1ペソ(CUC)は約1ドルの価値があり、キューバ人向けの1ペソ(CUP)の25倍の価値があります。

キューバ人向けの農産物市場。外国人もCUCを CUPに両替して利用できます。
お店も外国人向けとキューバ人向けがあり、前者ではCUCが、後者ではCUPが使われます。

農産物市場の前にある両替屋でCUCからCUPに両替できます。
今回の旅行では、新市街のミラマール(Miramar)地区にあるMemories Miramar Habanaというホテルに泊まりました。朝食付きで二人で一泊130ペソ(ドル)です。
ホテルの部屋はこんな感じです。古いながらもよく掃除されていて清潔です。パスタオルの鶴折りが洒落ています。
ホテルの外の眺めはこんな感じです。ハバナ市は走っている車が少なく、緑が多くて、パナマ市に比べると格段に静かな街です。
ブフェ形式の朝食はこんな感じです。外国人向けスーパーではあまり売っていない野菜が食べられるのが嬉しいです。
昨年来、長年対立していた米国との関係が急速に改善しつつあります。このホテルの隣には米国系のフォー・ポインツ・バイ・シェラトンのホテルがオープンしています。
わずか3泊4日の旅行でしたが、これからキューバ(ハバナ市)の魅力についてお伝えします。

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