Spain旅行(4)古代ローマ時代の水道橋で有名な古都 Segovia

マドリード(Madrid)周辺の観光で最も人気があるのが、世界遺産に登録されているセゴビア(Segovia)とトレド(Toledo)です。
今回の旅行は極力地元の交通機関を使ってみようと思い、マドリード市内の地下鉄6号(環状)線のモンクロア(Moncloa)駅から路線バスに乗り、1時間ちょっとでセゴビアに到着しました。
バス停を降りて旧市街の方に向けて歩き出すと、早くもあの有名な水道橋(Aceducto)が見えてきました。
この水道橋、なんと紀元前1世紀頃に古代ローマ人によって建設され、50年くらい前まで実際に使用されていたそうです。二千年以上使用された公共建築物とは驚きです。
今日は時差ぼけと前夜の夜遊びで寝坊してしまい、セゴビアに着いたのは昼過ぎでした。セゴビアでは有名な仔豚の丸焼き(Cochinillo Asado)を食べることに決めていたので、まず地元で有名なレストランに直行しました。
まずは地ビールで乾杯です。コクのある上面発酵タイプのインディア・ペール・エールでした。おつまみは定番のオリーブの塩漬けです。
まずはお店のお勧めアスパラとキノコのセゴビア風煮込みをいただきました。なかなかいける味です。
お待ちかねセゴビア名物仔豚の丸焼きが出てきました。
仔豚の原型を留めているところがややグロいですが、外側の皮はパリパリ、中はジューシーで美味しいです。
腹ごしらえの後は、土産物屋を冷やかしながら街の散策です。
ゴシック様式の壮大な大聖堂カテドラル(Catedral)が見えてきました。
午後のシエスタ(昼寝)の時間帯は人通りが極端に少なくなります。まるで中世の時代にタイムスリップした感じです。
ディズニーの「白雪姫」に出てくるお城のモデルになったというお城(Alcazar)が見えました。確かにイッア・スモール・ワールド(It’s a Small World)に出てくるお城の雰囲気です。
「白雪姫」城から見た美しいセゴビアの街はまさに中世の都市そのものです。
再びあの水道橋に戻って来ました。
それにしても、丸ごと世界遺産の都市をいくつも有するスペインやイタリアなどのラテン国は、観光立国になるには絶対的に優位な立場にあると実感した次第です。