南米の知られざる小国ウルグアイ での生活が始まりました。

地球の裏側にある南米は、地理的に日本から最も遠い地域です。多くの日本人は、ブラジルやアルゼンチンは知っていても、その両国の間にあるウルグアイについては、サッカーのワールドカップに出ている国程度の知識しか無いと思います。国土面積は日本の半分以下ですが、人口は約340万人で150万人以上が首都モンテビデオ周辺に集中しています。国民のほとんどがスペインやイタリアなどヨーロッパ系移民の子孫で、アフリカ系やアジア系の人はあまり見かけません。日系人の方も住まれていますが、その数はわずか300人台です。

ウルグアイは、現在中南米の国の中では政治的、経済的、さらに社会的にも最も安定している国の一つです。一人当たりのGDPは1万5千万ドルを超え、すでに開発途上国のレベルから脱しつつあります。モンテビデオの街を歩いていると、中南米というより、まるでヨーロッパの地方都市にいるような感じがします。街のスーパーを除くと、物価の高さは感じるものの、品揃えはアメリカのスーパーと大差がありません。醤油、海苔、寿司酢なども売っています。1月まで滞在したキューバに比べると、まさに別世界です。

キューバは、旅行するのと生活するのでは大違いの国です。(その13)いよいよ物が無い!人々は最貧国ハイチに買出し?

 

ウルグアイは国土の大半が農地や牧草地で、牛だけでも1千万頭以上が飼われています。野菜や肉などはなるべく農薬などを使わずに生産されており、国も挙げて自然派志向の生活を目指しています。

代表的な料理は、やはり焼肉です。いいレストランでは薪を使ってじっくり焼き上げます。

ウルグアイはワインも産出しています。タナ(Tannat)というブドウの品種から造られるフルボディのワインは肉によく合います。

ウルグアイに来て1ヶ月が過ぎましたが、静かで平和なこの国も、穏やかで親切なこの国も国民も気に入りました。

 

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コメント

    • YUKO OKAMURA
    • 2019年 6月 14日 3:09am

    拝啓

    ご無沙汰しております。
    お元気でお過ごしのことと存じます。
    今日は 三沢の10年目の命日で、小橋建太のインタビューを読んで、このブログを拝見しました。

    ウルグアイとその下のキューバのスーパーの写真の比較に、吹き出して笑ってしまいました。
    そうでした、本来スーパーの棚には商品があるのでした!
    こちらは相変わらずですが、先日、初めてキューバ製のホットケーキミックスを見ました。
    加えるタマゴも牛乳もありませんが。。。

    奥様によろしくお伝えくださいませ。

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