消費税率は日本は10%ですがウルグアイは22%です!

ウルグアイに来て半年が経ちましたが、公私共に忙しく、久々のブログ更新となりました。

さて、日本では10月1日より消費税率が10%に引き上げられますが、開発途上国ではないものの1人当たりの国民所得が未だ日本の半分以下のウルグアイの消費税率(こちらでは付加価値税IVAと言う)は何と22%です。仮に、レストランで外食して100ドル相当使うとすると、これに消費税が22%、さらにチップを10%払うと出費の総額は132ドルになります。

ウルグアイでは、すでに幼稚園から大学までの公立校の学費は無料化されていますが、こうした公的サービスは当然ながら国民の負担により賄われています。ラテンアメリカの中でもウルグアイの政府は一番クリーンで、税金の使い道を透明化しているせいか、国民の間に高い税率に対する不満がはあまり聞かれません。

休日にはラプラタ河沿いの遊歩道で多くの市民がのんびりと散歩しています。

ちなみに、日本よりも国民の所得が高く、教育や保健医療サービス、年金制度なども充実しているヨーロッパの先進国スウェーデン、ノルウェー、デンマークなどでは、消費税率はウルグアイよりもさらに高くて25%です。

消費税を上げるのはけしからんが、国民の教育費や医療費の負担はもっと減らせ、年金はもっとよこせと言いながら平等な福祉国家を実現するのは不可能であることは、これらの国々の経験から明らかです。

マテ茶を飲みながらゆっくり市民。モンテビデオには飼い犬も多いです。

 

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

南米の知られざる小国ウルグアイ での生活が始まりました。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ページ上部へ戻る