キューバは、旅行するのと生活するのでは大違いの国です。(その5)

キューバに来て3ヶ月以上が経ち、それなりに工夫して楽しく暮らせるようになってきました。

朝は、トースターが無いので、フライパンでトーストを作ります。

コーヒーメーカーが無いので、キューバ人がよく使うエスプレッソ用のヤカンで濃いコーヒーを作り、お湯で薄めてアメリカンにします。

 

キューバ人が通う雑貨店も重宝しています。支払いは全てキューバペソ(CUP)です。1CUPは約4.5円です。

キューバ製の皿用洗剤は25CUP(約115円)です。少し水っぽいですが、十分使えます。

キューバ製のシャワー用ジェル(Gel de Baño)は40CUP(約180円)ですが、量が多くて質も良く、結構気に入っています。キューバにいる間はこれで十分です。

 

車が買えないので、自転車を買いました。まだ暑い季節ではないので、買い物やサンクリングに重宝しています。

何キロも離れた農産物市場も、自転車で行けば楽です。自転車はチェーンの鍵をかければ、盗難の心配はありません。

 

自転車で行けない遠くの場所には、公共の交通機関を使います。グァ・グァと呼ばれる2両連結のバスは、どこまで行っても1CUP(4.5円)と安いですが、凄く混むのと時間がかかるのが難点です。また、車内ではスリに注意する必要があります。

マイクロバスを使った乗り合いタクシーは5CUP(約23円)です。エアコン付きで快適ですが、混んでいる時は乗せてもらえません。

アルメンドロン(Almendron)というアメ車を改造した乗り合いたタクシーです。一区間10CUP(45円)の明朗会計です。エアコンは効かず、ドアの開閉もうまくできないようなポンコツ車も走っていますが、台数が多くて捕まえやすいので便利です。旧市街まで行くと2区間分の料金を取られますが、外国人向けの黄色いタクシーに比べるとだいぶ経済的で、気に入っています。乗用車を持たない普通のキューバ人にとっては、これが一番贅沢な交通手段です。

ちなみに、外国人向けのこのタクシーは、エアコンが効いて綺麗ですが、料金が東京のタクシー並みに高いのと、とんでもない料金をふっかけてくる運転手がいるので、最近はでほとんど利用していません。

Co Coと呼ばれる黄色いオートバイタクシーも外国人向けで、決して安くありません。

自転車タクシーも、旧市街で捕まえると観光客向けの特別料金を請求されます。

 

私たちが一番気に入っているアルメンドロンの乗り合いタクシーには、前に二人、後ろに三人乗れます。

こんな訳で、休日は見知らぬキューバ人と挨拶を交わして同じ車に乗り込み、ハバナの街を散策するのが日課になりました。キューバの生活も慣れるにつれて、だんだん楽しくなってきました!

 

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

キューバは、旅行するのと生活するのでは全く違う国です。(その4)

 

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