キューバ観光の定番世界遺産「ビニャーレス渓谷(Valle de Viñales)」に日帰りバス旅行をしました!

初めてキューバに来る旅行者の大部分は首都のハバナから入ります。ハバナは見どころ一杯の観光都市ですが、時間があってそれ以外の場所を目指す人に人気があるのは、東の方向ではバラデロ(Varadero)やトリニダー(Trinidad)、さらに西の方向ではピナール・デル・リオ県にあるタバコの産地としても有名な世界遺産「ビニャーレス渓谷(Valle de Viñales)」です。車で日帰りが可能な距離(約170キロ)にありますが、自家用車が無いので近くのホテルで観光客用のツアーバスを利用して出かけました。参加費は、昼食代やガイド料などすべて込みで67CUC(ドル)です。

午前8時にホテルのロビーでピックアップしてもらう予定でしたが、バスは他のホテルにも寄って来るので30分以上遅れて来ました。この日のツアーには、10ヶ国以上から20人程度が参加していました。バスガイドは、スペイン語と英語の両方で説明します。途中、国道のドライブインにお手洗い休憩で止まります。キューバは他の中米・カリブ諸国と比べて、こうした施設がしっかりと整備されていて、国を挙げて外国人観光客を呼び込もうとする姿勢が伺えます。

休憩を挟んで3時間弱で、ビニャーレス渓谷にあるタバコ農園に到着しました。

最初にガイドの方が、タバコ畑で葉の刈り取りや乾燥の作業について説明してくれます。

続いて、実際の葉巻造りについて実演しながら説明してくれます。ここで栽培されたタバコの葉の90%は国に買い取られ、有名ブランドの葉巻などに製品化されて販売されているそうです。

タバコについて知識を深めた後は、実際に吸わせてくれます。葉巻はキューバの特産品ですが、喫煙する習慣が無い私たちは、これが最初で最後のお試しになりそうです。葉巻の吸い口に蜂蜜を塗り、これを舌に含ませながら口の中に煙を充満させると、刺激の少なくて吸いやすくなるそうです。

葉巻の後は、これも名物である石灰岩の山肌に描かれた巨大な壁画の見学です。

1時頃になって、CUEVA(洞窟)というレストランでようやく昼食です。

観光客向けに出されるメニューは、豚と鳥の焼肉とコングリと呼ばれる黒豆入りのライスで、キューバの味を体験できます。

ビール付きのランチでお腹が一杯になった後は、先住民(Indio)が住んでいたという洞窟巡りです。

途中で、先住民の格好をしてしたお兄さんが歓迎してくれます。

サトウキビを絞ったジュースが飲める店もありました。一杯2CUC(ドル)です。

食後のデザートとしてもイケます。

さて、石灰石でできた洞窟に入りました。日本の各地にも似たような観光地がありますね。

ここでボートに乗ります。ディズニーランドのカリブの海賊のアトラクションを思い出しました。

200メートルちょっとの川下りツアーですが、洞窟内の様子がよく分かります。

再び地上に出たところで、タイミングよくお土産屋さんが現れます。

ここもあの男のグッズで溢れています。

帰り道に、この渓谷にある高級ホテル(Hotel Horizontes La Hermita)の展望テラスに寄りました。

ピーニャ・コラーダを飲みながら、世界遺産に認定されたボコボコ山の景観を楽しんでツアーは終了です。イヤー、キューバのタバコについても勉強できて、実に楽しい休日をすごせました!

「ビニャーレス渓谷(Valle de Viñales)」はこちらです。

 

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