「エル・ビッキー(El Biky)」「ラ・チュチェリーア(La Chuchería)」社会主義国キューバにもファミレス風のお店があります!

キューバでは、朝、昼、晩と時間に関わらず、気軽に軽食やコーヒーを楽しめるファミレスのようなお店は少ないですが、2010年10月からパラダール(Paladar)という自営の飲食店(50席以下)が許可されてから、それらしいお店が出てきています。

こちらは、ベダード(Vedado)地区にある「エル・ビッキー(El Biky)」というお店です。レストラン以外に、バーとパン屋さんが併設されています。

中はこんな感じです。自営業の店の良いところは、味や雰囲気の良さはもちろんですが、国営(Estatal)の店より従業員が生き生きとしていることです。このお店でも、ビシッとした格好のセニョール達がテキパキと働いています。

この店の朝食セットです。コーヒーとフルーツジュースを付けて1人5~6ドCUC(ドル)程度ですので、日本のファミレスと同じくらいでしょうか。たまには、気分転換にこんなところで朝ご飯を食べるのもいいですね。

バレンタインデー(Día del Amor)が近いためでしょうか、スイカ(Sandía)のジュースには❤の飾りが付いています。民間の店らしい気配りです。

この店のスペシャルハンバーグ(Hamburguesa Especial)もキューバにしてはレベルが高くてオススメです。

隣りには直営のパン屋兼ケーキ屋さんがあり、多くのお客さんが訪れています。

さて、もう一軒のおススメのお店は、私が住んでいるミラマール(Miramar)地区にある「ラ・チュチェリーア(La Chuchería)」です(ハバナ市には同じ名前のお店が何件かあります)。アパートから自転車に乗って来れる距離にあります。

お店の前には、子供連れのお客さん向けに遊戯施設があります。これも民間の店らしい客寄せのための工夫です。

店の入口でイケメンとお兄さんとフィデル・カストロが迎えてくれるのは、いかにもキューバ的です。

この店でも、いい給料が払われているのか、ユニフォーム姿のセニョリータが笑顔で気持ち良くサービスしてくれます。銀行やスーパーで出会う不愛想なセニョリータと同じキューバ人だとは思えません。

こちらはいつも座る野外のテラス席ですが、カジュアルで開放的な雰囲気が気に入っています。

このお店に来ると、いつも昼間からメキシコ産のソル(Sol)の瓶ビールを飲んでいます。

店の名前が付いた、生ハムをのせたハンバーガーです。マックと同じくらいのサイズですが、手作りの味です。キューバでは、牛肉が気軽に食べられないので、こんなところで「補給」しています。お値段は4.5CUC(ドル)です。

こちらは、サンドイッチです。

ビールのおつまみにパリパリ生地のピザも頼めます。

イヤ~、こんな店に来ると、社会主義国キューバも少しずつ変わってきているなと感じます。

 

「エル・ビッキー(El Biky)」はこちらです。

「ラ・チュチェリーア(La Chuchería)」はこちらです。

 

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

Breakfast at “My Tiffany’s”(「私のティファニー」で朝食を) 週末は少しリッチに気分転換 その2

ハバナの街で見つけた素敵なバル・カフェ・レストラン(その2)「エル・カフェ(El Café)」

 

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