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• 2015.12.31
• 総合編, 「真のナポリピザ（Vera Pizza Napolitana）」シリーズ
• japan
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「真のナポリピザ（Vera Pizza Napoletana）」（その4）協会の認定店に通って、今年も最後までラテンな人生でした。

日本に帰ってきてから、気温が下がってすっかり冬らしくなりましたが、毎日いい天気が続いています。

自宅から車で30分位で行ける京王線「高尾山口」駅の隣に、今年10月に「京王高尾山温泉」がオープンしました。朝8時からやっています。朝早く貸切のような露店風呂でリラックスした後にマッサージも受けて、心身ともにリラックスできました。この温泉施設は、新しくて、キレイで、コスパも良く、おすすめです。ミシュラン星付きの東京郊外のリゾート「高尾山」に登った後に、ここで汗を流すのもいいですね。

 

温泉のあとは、自宅から車で20分位の多摩センター駅の近くにあるお気に入りのピッツァ・レストラン「ラ・パーラ（La Pala）」に出かけました。この店は、以前にもこのブログでも紹介しましたが、「真のナポリピッツァ協会（Associazione Verace Pizza Napoletana）」の認定店です。

 

「真のナポリピッツァ協会（イタリア語：Associazione Verace Pizza Napoletana）」は非営利団体としてナポリで1984年6月に創立されており、本部もナポリにあります。

「真のナポリピッツァ協会（AVPN）」の目的は大きく分けて二つあります。ひとつ目は、ナポリに古くから伝わる職人の伝統技術を再評価し、ナポリピッツァの伝統が世代交代の中で変わっていくことを少しでも防ぐことです。ふたつ目は、その記憶が失われないように緻密な基準づくりをし、伝統技術を後世に伝えることです。 上記の目的を貫くため、AVPNは特別な商標の保護を行っているだけではなく、真のナポリピッツァの標章取得に係わる国際規約、又はいわゆる「真のナポリピッザァ作り手順国際ガイドライン」も作られています。

この協会によって、現在世界中で400以上の店が「真のナポリピッツァ」を出す店として認定されています。

2015年7月現在、日本でも、北海道から沖縄まで下記の59店舗が協会加盟店として認定されています。日本で最初に認定された店は兵庫県赤穂市の「さくらぐみ」という店で、1997年に世界で92番目に認定されています。このブログで紹介の店「ラ・パーラ」は2004年に日本で7番目、世界で206番目に認定されています。皆さんのお住まいの地域にも認定店があるかもしれません。なお、海外にお住まいの日本人の方は、こちらのページでお住まいの国をクリックしてご覧ください。

 

さて、予約をしなかったので少し待ちました。この店、お昼の時間帯はいつも満員御礼です。

「真のナポリピッツァ協会（Associazione Verace Pizza Napoletana）」の認定証です。これが掲げられた店ならば、ハズレのないナポリピッツァが食べられます。

「ラ・パーラ」の中はこんな感じで、まるでイタリアにいる気分になります。

まずは、本日のおすすめピッツァ「サルシッチャ・エ・フンギ（ソーセージとキノコのビアンカ）」です。

セニョーラの食べるスピードがやけに速いです！美味しい証拠です。

ピッツァの基本「マルゲリータ・コン・ブッファラ（水牛のモッツァレラ使用のマルゲリータ）」です。奮発して水牛のチーズをのせてもらいました。

これぞ「真のナポリピッツァ」です！これを食べると、もうドミノやピザハットが食べられなくなります。

 

ところで、「真のナポリピッツァ」として認定されるための最低条件は以下の通りです。

真のナポリピザ協会が定める条件は下記の通り（要約）

その１：生地に使用する材料は、小麦粉、酵母、塩、水の4つのみ

その２：生地は手だけ使って延ばす

その３：窯の床面にて直焼きする

その４：窯の燃料は蒔ましくは木くずとする

その５：仕上がりはふっくらしていて「額縁」がある

その６：上にのせる材料にもこだわる

 

ちなみに、パナマで最高のピッツァを出す店として私が勝手に認定している「Vespa」のピッツァはこんな感じです。写真で見ても明らかですが、特に上の「条件5」である「ふっくら感」がイマイチです。ピッツァの周りも盛り上がりに欠けます。これからも頑張って、ぜひパナマ初の認知店を目指してもらいたいです。

 

「ラ・パーラ」で美味しいピッツァを食べた後は、これまた地元のお気に入りのケーキ屋さん「Marionetto」に移動しました。

 

どのケーキも綺麗で美味しそうで、どれにしようか迷いましたが、定番のショコラとモンブランにしました。この店は、イートインスペースで食べると美味しいコーヒーが無料です。日本のスイーツも、フランスと同じくらいかそれ以上に美味しいです。

 

スイーツを楽しんだ後は、自宅近くのTOHOシネマズで、この映画を観ました。12月18日に世界で一斉公開されていますが、パナマでは観る時間が無かったので、日本で観ることにしました。

 

いゃ〜、還暦になって初めての年末年始のオフも、相変わらず「アラカン男のラテンな人生」のスタイルで楽しんでいます。きっと、来年もこのスタイルは変わらないでしょう。

今年、このサイトを訪問していただいた多くの方々に感謝申し上げます。来年もよろしくお願い申し上げます。

では、皆様、よいお年をお迎えください！