Eagles(イーグルス )「Hotel California(ホテル・カリフォルニア)」はロック史上最高の名曲です。

(パナマ市の夕暮れです。)

アラカン世代の方なら、イーグルスについてはよく知らなくても、彼らが1976年に発表したロック史上最高の名曲とも言われる「 ホテル・カリフォルニア」は聴かれたことがあると思います。

1971年にデビューしたイーグルスは一発屋ではなく、 「テイク・イット・イージー」や「ならず者」などのヒット曲もあります。でも、それらの曲の存在が霞んでしまうくらい、「 ホテル・カリフォルニア」のインパクトは凄まじいと思います。

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私も大好きな曲ですが、なぜ好きなのか、たぶん皆さんと同じく以下の理由によるものです。

♥イントロとエンディングのギターのハモりの凄さ。以下に引用したビデオの中で、12弦と6弦のダブルネックのギターを操るジョー・ウォルッシュの演奏が卓越しています。アコースティックも含めて複数のギターが絡み合いながら奏でるサウンドには誰もが痺れます。

♥哀愁を帯びた美しいメロディー。ドラムを叩きながら歌うドン・ヘンリーのハスキーな歌声も魅力です。

♥英語の聞き取り易さと対照的な歌詞の内容の難解さ。(60年代と比べた)70年代のロック界の衰退、ゴールドラッシュ時代の回想、病んだアメリカ社会が生んだ病人を収容する精神病院だとか、歌詞の解釈にはいろいろな説があって、これがさらにこの曲の神秘的な魅力を倍増させています。

 

それでは、1977年の彼らのライブ・コンサートのビデオをお届けします。もう、見事と言うか、神業的な演奏です。

「ホテル・カリフォルニア(Hotel California)」 (歌詞はこちらのサイトから引用させていただきました。)

On a dark desert highway,
Cool wind in my hair,
Warm smell of “colitas”
Rising up through the air,
Up ahead in the distance
I saw a shimmering light,
My head grew heavy and my sight grew dim,
I had to stop for the night.
There she stood in the doorway,
I heard the mission bell
And I was thinkin’ to myself :
“This could be heaven and this could be hell”
Then she lit up a candle,
And she showed me the way,
There were voices down the corridor,
I thought I heard them say

Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California,
Any time of year,
(Any time of year)
You can find it here

Her mind is Tiffany-twisted,
She got the Mercedes Bends,
She got a lot of pretty, pretty boys
she calls friends
How they dance in the courtyard,
Sweet summer sweat
Some dance to remember,
Some dance to forget

So I called up the Captain
“Please bring me my wine”
He said, “We haven’t had that spirit here
Since nineteen sixty-nine”
And still those voices are calling from far away,
Wake you up in the middle of the night
Just to hear them say:

Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
They’re livin’ it up at the Hotel California,
What a nice surprise,
(What a nice surprise)
Bring your alibis

Mirrors on the ceiling,
The pink champagne on ice, and she said:
“We are all just prisoners here,
Of our own device”
And in the master’s chambers
They gathered for the feast,
They stabbed it with their steely knives,
But they just can’t kill the beast

Last thing I remember, I was running for the door,
I had to find the passage back to the place I was before,
“Relax,” said the night man, “We are programmed to receive,
You can check out anytime you like… but you can never leave”

「ホテル・カリフォルニア(Hotel California)」訳詞

暗い砂漠の高速道路で、涼しい風が髪をなびかせる
コリタスの温かい匂いが、あたりに立ち上ってる
頭を上げて見る彼方に、私は輝く光を見つけた
頭が重くなり、視力がかすんできたので
夜を過さなければならない
彼女が入り口に立っているところで
私は礼拝の鐘を聞いて
そして私は自分自身のことを考えた
「これは天国か、それとも地獄かもしれない」
すると彼女はろうそくを灯し、私に行き先を示した
廊下をおりるとの声がした
私は思った、彼らがこんなふうに言ってのが聞こえたと…

ようこそホテル・カリフォルニアへ
なんて素敵な所
なんて素敵な所
なんて素敵な顔
ホテル・カリフォルニアの部屋の豊富です
年中無休で
年中無休で
あなたはここで見つけることができます
あなたはここで見つけることができます

彼女の心はティファニーのねじれ
彼女はメルセデスの曲線を持っている
彼女は多くのかわいい、かわいい男の子を持っている
彼女が友人と呼んでいる
彼らは中庭でダンスを踊っている
甘い夏の汗
何人かは思い出すためにダンスを踊る
何人かは忘れるためにダンスを踊る

さて、私はボーイ長(給仕長)を呼んで頼んだ
「ワインを持ってきてください」
彼は言った
「私たちは1969年以来のスピリット(魂)をここには置いていないんです」
そして、まだ彼らの声が遠くから呼んでいる
あなたは夜中に目を覚ます
ほら聞こえるだろ、彼らが言っていることが…

ようこそホテル・カリフォルニアへ
なんて素敵な所
なんて素敵な所
なんて素敵な顔
彼らはホテル・カリフォルニアで生きてくのさ
なんて素晴らしい驚き
なんて素晴らしい驚き
あなたのアリバイを持ってきて

天井のミラー、
氷の上のピンクシャンパン
そして彼女は言った
「私たちはみんなここの囚人、私たちが作り上げた所」
そしてまた、支配人の部屋に、
彼らは祝宴に集まった
彼らは磨かれたナイフでそれを刺す
でも、彼らは獣を殺すことはできない

私が覚えている最後のこと、
私はドアに向かって走っていた
私は私が前に居た場所への通路を見つけなければならない
「リラックスして」と夜警の男たちは言った、
私たちは補助のための要員です。
あなたは、好きな時にチェックアウトできます、
しかし、あなたは二度と立ち去ることはできません!

 

さて、こちらは1994年の円熟味を増した彼らによる、アコースティックギターだけによる演奏です。よろしければこちらもお聴きください。

 

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