Terminator Genisys : I’m old, but not obsolete. シュワちゃんからアラカン世代への応援メッセージ

 
日本とパナマでほぼ同時に公開されたターミネーターの最新作「Terminator Genisys 」を観てきました。場所は、お気に入りのCinepolis VIP SOHOです。

 

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週末は満員ですが、平日の夜はガラガラです。若干1名、早くから来られている熱心なファンの方がおられます。

 

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パナマでも映画のお供の定番はポップコーンです。世界中どこでも、なぜ皆さん映画館でポップコーンを食べるのか謎です。

 

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この映画館のロビーには何と寿司カウンターがあります。前の席に座っている米国人らしいオジさんが「出前」でとっています(「盗撮」ごめんなさい)。ちゃんと、ワサビとガリと醤油も付いているようです。これまで日本や外国で数えきれないほど映画館に行きましたが、座席に出前の寿司が届く映画館はパナマ以外にはありませんでした。

 

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さて、映画の方ですが、1984年の衝撃のパート1からもう30年以上の歳月が過ぎたかと思うと、感慨深いものがあります。ジェームズ・キャメロンが監督したパート2までは面白かったですが、あの「ロッキー」と同じく、パート3、さらにパート4になると「う〜ん」と思いました。でも、エースのシュワルツネッガー(シュワちゃん)がパート3以来久々に登場するということで、やはり観に行ってしまいました。

映画の予告編(英語のオリジナル版)はこちらです。

 

以下、なるべくネタバレしないように感想を述べます。

♣約2時間の上映中、目一杯のアクションと大音響、さらに映画館の地響きが連続します。R12の映画ですが、心臓の弱い方にもお勧めしません。また、今回観た2D版でこの迫力ですので、3D版の方はさらに凄いかと思います。

♣今回シュワちゃんが演じる主人公役のロボットは、何と外見だけは年をとり、現在67歳のシュワちゃんと同じような姿です。1984年にタイムスリップして、当時の自分が演じたロボット(CGで再現)と対決する場面では、我々オールドファンを大いに楽しませてくれます。年寄りシュワちゃんと若者シュワちゃんの壮絶な対決・・・。それにしても、パート1に出ていた頃のシュワちゃんの肉体は凄かったですね。

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 ♣シュワちゃん演じる主人公ロボットの「俺は年を取ったけど、まだ廃れてないぞ(I’m old, but not obsolete.)」のセリフには痺れました。なぜなら、アラカン世代の私もまさにこの心意気で生きているからです。このセリフを聴いただけで、映画を観に来てよかったと思いました。

♣今回もパート2に出ていた液体金属タイプのロボットがアジア人の姿で登場します。どこかで見たことがあるなと思ったら、かつて、あのヨン様と並ぶ韓流スターとして日本でも一斉を風靡したイ・ヴォンホンでした。まさか、この映画に出演しているとは思いませんでした。アジアの枠を超えて晴れてハリウッドに進出とは見事です。

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 ♣未来の世界で人類軍を勝利に導くジョン・コナーの人相がやけに悪いので、何か訳ありな感じがしましたが、後半の展開でやっぱりと思いました。

♣ジョン・コナーの母親サラ・コナーを演じる女優は、今回も鍛えられた体でカッコイイです。

♣タイムマシーンに乗るときは、なぜスッポンポンになる必要があるのか未だに謎です。タイムスリップ先での最初の仕事はいつも他人の服を盗むことです。

♣「ロッキー」や「スターウォーズ」と違って、「ターミネーター」シリーズはパート1からパート5にあたる本作まで、ストーリーに一貫性がありません。新起動とか「違う時間軸」とかいう説明が加えられていますが、今回からまた3部作が始まるようです。でも、次回もまたシュワちゃんが出てくれるのでしょうか?

♣私よりもシュワちゃん自身に語ってもらいましょう!

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Hasta la vista, baby.  I’ll be back.   Da/ Da/ Da/ Da・・・

 

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