France(Paris)旅行(3)冬のパリで、アラカンになって初めて生牡蠣の美味しさを知りました。

いきなりですが、今回の旅行でパリからパナマに戻る時に乗ったエアー・フランス便の機内のビデオで、フランスの牡蠣についてのビデオを観ました。フランスはヨーロッパで最大の牡蠣の漁獲・生産国(年間約15万トン)で、北のノルマンディーをはじめ、6つの代表的な生産地があるそうです。

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フランスの代表的な牡蠣の生産地が色別に示されています。

 

私、牡蠣はフライは大好きですが、生はどうも苦手でした。東京のオイスターバーで何回か食べた生牡蠣も、行った店が悪かったのか、たまたま鮮度が落ちていたのか、どうも好きになれませんでした。でも、冬のパリで有名な生牡蠣を食べて、アラカンになって初めてその美味しさを知りました。

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寒い中、午前中の観光を終えて、ホテルの近くでランチのためのレストランを探していると、牡蠣などこの季節の魚介類を出している「ル グラン カフェ カプシーヌ(Le Grand Cafe Capucines)」という店を見つけました。店先に並んだ魚介類(一番上の写真)はいかにも新鮮そうです。オペラ座近くにある観光客向けのレストランで高そうでしたが、寒くてお腹もすいていたので、ここに食べることにしました。

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どの品が美味しそうかな…。

 

店の中は混んでいましたが、運良く窓際の景色のいい席に座れました。まずは白のグラスワインに、パテ付きのパンを味わって、何を食べるか考えます。フランスではワインとバゲットだけを食べても十分に満足できるくらい美味しいです。

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寒いので、まずは熱いオニオンスープをいただきました。ボリュームがありますが、味はフツーです。この店の売りである生牡蠣入りの魚介類の盛り合わせも頼んだので、セットするための台も来ました(右側)。魚介類と合わせるネギ入りの赤ビネガーとマヨネーズ、さらにパンも添えられています。

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さて、お待ちかねの魚介類の盛り合わせが来ました。牡蠣とハマグリとアサリは生で、巻貝とエビは軽く茹でてあります。

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日本の牡蠣と比べると身が小さいです。フランス流にたっぷりとレモン汁をかけていただきます。

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さて、お味は?

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何か磯の香りがして、日本の牡蠣のようにクリーミー感はありませんが、かえってしつこさが無くていい味です。牡蠣だけではなく、他の貝類も同じくらい新鮮で美味しいです。冬場のパリの魚介類は美味しいと聞いていましたが、噂は本当でした。

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二人であっという間に完食です。魚介類の盛り合わせは前菜ですが、最初にボリュームのあるオニオンスープを取ったので、もうお腹が一杯です。辛口の白ワイン(おそらくロワールのソーヴィニョン・ブラン)も美味しくて、適度に酔いも回って大満足です!

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たまたま入ったレストランでこのレベルですから、牡蠣を専門に出す店では、さらに美味しくて、値段もリーズナブルだろうと想像しました。

 

ホテルへの帰り道で、セニョーラが探していた「NINA’S」の紅茶を買いました。

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ついでに「ANGELINA」のモンブランも買って、ホテルの部屋でデザートとして楽しみました。

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それにしてもパリは、食べる物すべてが美味しくて、グルメ好きにはたまらない街ですね。

 

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