France(Paris)旅行(6)パリNo1キャバレー対決〜「ムーランルージュ(Moulin Rouge)」vs.「リド(Lido)」その2

 

前日の「ムーランルージュ」に続き、この日の夜はライバルの「リド」のショーに行くことにしました。「ムーランルージュ」の場合と同じように、「リド」のHPで電話番号を調べて直接予約しました。

今回私が観た最新のショー「素晴らしいパリ(PARIS MERVEILLES)」はこちらです。

 

「リド」は、凱旋門近くのシャンゼリゼ通り沿いにあります。この時期(11月5日)はまだクリスマスのイルミネーションはありませんが、このあたりは通常のイルミネーションの時期でも十分に輝いていて綺麗です。

IMG_3990

 

「ムーランルージュ」のレトロな建物に比べると、「リド」は入り口からしてモダンです。

IMG_3984

 

まるで、異次元の世界への入り口のようです。聞けば、今年の4月にリニューアルオープンしたそうです。

IMG_3996

 

クラブの中はこんな感じです。もう前座のステージが始まって盛り上がっています。昨夜と違って、一段高いところにあるボックス席でしたが、位置はど真ん中です。でも、ショー始まると、この席の良さが分かりました。

IMG_4006

 

前夜の「ムーランルージュ」と同じく、シャンパン付きのコースを予約しました。二つのクラブで価格協定があるのか、料金は全く同じの115ユーロでした。「リド」の場合は、オリジナルのラベルを貼ったシャンパンが出てきます。

IMG_3998

 

前の晩に続いてまた乾杯です。それにしても、毎晩よく飲みますね!

IMG_4008

 

開演前にほぼ満席です。「ムーランルージュ」より「リド」の方が、なぜか女性客が多いです。全体の6割くらいでしょうか。

IMG_4020

 

21時ちょうどにショーの開演です。

IMG_4025

 

「ムーランルージュ」に比べて、「リド」の舞台は奥行きがあります。また、奥行きの背景は3D画像をフルに活用して演出されています。私たちが座ったやや後ろの一段高い席は、舞台の奥行きも端の方も見渡せる最高の席でした。前夜に続いてラッキー!

IMG_3987

 

これから先は撮影禁止のため、You Tubeでショーのさわりをお楽しみください。以前に上演されていた「リド」のショーの様子はこちらです。

 

「リド」のHPから写真を引用せせていただきます。

images-1 2

 

なんとなく「宝塚」的な雰囲気もあります。

images-5

 

「パリコレ」的な雰囲気もあって、まさに「華麗」の一言です。

images-3 2

 

「ムーランルージュ」と同じく、「リド」でも「フレンチ・カンカン」の踊りが出てきます。

images-2 2

 

「シルクドゥソレイユ」のようなサーカス的要素もあります。

images-4 2

 

名物「剣を飲む女」です。他に、筋力体操、アイススケートなど、アクロバットなアトラクションも盛り沢山です。

images 2

 

 

パリNo1キャバレー対決〜「ムーランルージュ(Moulin Rouge)」vs.「リド(Lido)」

IMG_3914  IMG_3985

さて、どちらのキャバレーがお勧めでしょうか。

両者のショーは、ダンス、サーカス、余興、アトラクションなど内容は共通していますが、甲乙つけ難いほど素晴らしいです。違いといえば、老舗の「ムーランルージュ」がレトロな感じでアナログ的な雰囲気なのに対し、リニューアルオープンしたばかりの「リド」の方はモダンな感じでデジタル的な雰囲気です。

両者ともナイトクラブ(キャバレー)なので、お色気的要素も十分です。女性ダンサーの半分はトップレスです。でも、いやらしさは全く感じられません。その証拠に、客の半数以上は女性客です。「リド」では小さな子供連れの観光客も何人かいて驚きました。

アラカン以上の世代では、ノスタルジックな「ムーランルージュ」の方を好む方が多いかと思います。でも、若い世代、特に女性は間違いなく「リド」の方を好むでしょう。特に、「リド」の「パリコレ」的な要素は、ファッション好きな女性の憧れです。ダンサーも、「リド」の方が若くて数が多いとの印象でした。また、「リド」はパリで一番おしゃれな場所にあるのに対し、「ムーランルージュ」はモンマルトルの歓楽街にあるのも、女性客が「リド」の方に足を向ける理由かと思います。

世界最高レベルのショーを演出するこの二つのキャバレーは、これからもパリを訪れる多くの観光客を魅了し楽しませてくれるでしょう。アラカンになって残りの人生が少なくなってきた私ですが、生きているうちにこんな素晴らしいショーを観れて本当に幸せでした。

 

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る