France（Paris）旅行（5）パリNo1ナイトクラブ対決〜「ムーランルージュ（Moulin Rouge）」vs.「リド（Lido）」その1

2015.11.21
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France（Paris）旅行（5）パリNo1キャバレー対決〜「ムーランルージュ（Moulin Rouge）」vs.「リド（Lido）」その1

今回のフランス旅行では、夜は世界的に有名なナイトクラブ（キャバレー）である「ムーランルージュ」と「リド」でショーを観ることにしていました。まずは、1989年にオープンした老舗の「ムーランルージュ」（フランス語で「赤い風車」）です。

今回私が観た最新おショー「フェリ（Ferie）」の様子はこちらです。

ホテルでHPを見て、電話番号を調べました。当日の昼頃にクラブに直接電話をして、21時からのシャンパン付きのショーの席（Show Champagne）を予約しました。どの席に座るかは、現地で振り分けられるそうです。旅行代理店などに頼むより、自分で手配した方が手数料がかからず安上がりです。英語が通じるので心配ありません。予約するには、クレジットカードの番号を伝えます。チケットはメールで受け取れますが、私はクラブに着いた時に窓口で受け取るようにしました。

軽めの夕食を済ませて、タクシーでモンマルトルにあるクラブに向かいました。

クラブの名前は正式には「バル・デュ・ムーランルージュ（Bal do Moulin Rouge）」と言うそうです。ここにはかつて、シャンソン界のレジェンドであるエディト・ピアフ、ジャン・ギャバン、フランク・シナトラ、ライザ・ミネリ、さらにエルトン・ジョンなどのアーティストも登場したそうです。

クラブのロビーはこんな感じです。「ムーランルージュ」の踊り子は「ドリス・ガール」と呼ばれます。ちなみにここの踊り子になるには、175センチ以上の身長とスリムなボディが要求されるそうです。

壁にはロートレックに代表されるような絵やポスターが飾られています。

ノスタルジックな雰囲気が漂います。

掲示板にショーの様子が映し出させています。

現在、上演中のショーは「Feerie（フェリ）」といい、フランス語で「妖精・魔法・おとぎの国・夢の世界」の意味だそうです。

シャンペンのハーフボトル付きの料金は一人115ユーロ（当日のレートで1万5千円程度）です。二人で行くとフルボトル1本が付きます。21時からのショーの場合は、20時15分から入場できます。ディナー付きだと値段が倍くらいで、さらに早く入場できます。

クラブの中の様子はこんな感じです。当日の電話予約に関わらず、なんと！舞台の真横のかぶりつき特等席に案内してもらいました。これは運がいいです！ 🙂 団体で行くより個人（カップル）で行く方が、さらに、ジャケット着用の客の方がカジュアルな服を着ている客よりいい席を貰える可能性があるという情報がありましたが、まるっきり嘘ではなさそうです。ちなみに、隣に座ったアメリカ人の白人カップルは、旦那はきちんとネクタイを締めて、奥様はイブニングドレスで決めていました。ラテンの世界では、私を含めて中味や肩書きが無い人間がのし上がるには、まずは格好から入る必要があります。

ショーが開始される21時前には満席です。紳士と淑女の社交場であるこのクラブには、かつてエリザベス女王、故元ダイアナ妃をはじめとした各国の要人や有名人も来られているそうです。

ショーが始まると撮影禁止ですす

では、これから先はYou Tubeでお楽しみください。歴代の「ムーランルージュ」のレビューを集大成した「グランドショー」、時代を超えて愛され続ける「フレンチ・カンカン」、大水槽を使った大々的なアトラクション、羽根飾りとゴージャスなコスチュームのダンサーによる華麗な踊り、オープニングからフィナーレまで、もう夢の世界へ誘い込まれた気分です。まさに世界最高のキャバレーの名に相応しい圧巻のショーで、２時間があっと言う間に過ぎました。

よろしければ、こちらのビデオをご覧ください。

クラブで購入したフランス語と日本語のパンフレットです。