キューバのクリスマス(Navidad)のシーズンは文化や芸術が楽しめる時期です!

キューバでは、社会主義革命の後にキリスト教関係の活動が制限されていましたが、1998年のローマ教皇の訪問以来国民の祝日としてのクリスマス(12月25日)が復活しました。カトリック教会の影響力が強い他のラテンアメリカ諸国ほどの派手さはありませんが、12月に入ってから私の住んでいる地区でもクリスマス(Navidad)の雰囲気を感じられるようになりました。
こちらのケーキ屋さんではサンタクロースが飾られ、早くも大きなケーキが売り出されています。
こちらは、クリスマスに合わせて開店した新しいスイーツ屋さんです。最近キューバでも、このような素敵な店が増えています。
さて、12月に入ってからも、ハバナ市では文化や芸術のイベントが盛んに行われています。今夜も「アリシア・アロンソ・ハバナ大劇場(Gran Teatro de La Habana “Alicia Alonzo”)」に出かけました。
この日はクリスマスの定番チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」のバレイが上演されます。アリシア・アロンソの娘さんであるラウラ・アロンソ(Laura Alonso)が率いるプロダンス・バレイ・センター(Centro Prodanza Ballet)のメンバーによる公演です。
欧米ではクリスマスシーズンになるとあちこちの劇場で上演されるらしい「くるみ割り人形」を、まさかキューバで観れるとは思いませんでした。
次の週に行われたイベントは、キューバを代表するオペラ歌手、国立交響楽団、国立コーラス楽団、さらに現代キューバダンス団(DANZA CONTEMPORANEA DE CUBA)のコラボによる年末を飾るショーです。
CARMINA BURANAという女性の演出家による圧巻のショーは、これまでキューバで鑑賞した作品の中でも最も印象に残るものでした。
キューバに住んでいると、旅行者では買えないいい席のチケットが何と30キューバ・ペソ(150円以下)で手に入ります。大人も子供も楽しめるバレイやダンスのイベントを気軽に楽しめるキューバは、生活するのは大変でもやはり魅力的な国です!
「アリシア・アロンソ・ハバナ大劇場(Gran Teatro de La Habana “Alicia Alonzo”)」への行き方はこちらです。
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「アリシア・アロンソ・ハバナ大劇場(Gran Teatro de La Habana “Alicia Alonzo”)」はキューバの文化・芸術の殿堂です!
キューバは、旅行するのと生活するのでは大違いの国です。(その6)キューバは貧しくて不便ですが、何故か居心地の良さを感じる国です!
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