今ならまだ「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)」のメンバーに会えます!

キューバの音楽を世界中に知らしめたのは、1997年にアルバムが発売され、1999年にはドキュメンタリー映画で上映された「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)」でしょう。
こららのアルバムや映画は、アメリカの有名なギタリストが、メンバーが生きているうちにと制作したもので、20年経った今は当時のミュージシャンの多くは他界しています。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(西: Buena Vista Social Club)は、アメリカのギタリスト、ライ・クーダーとキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド。同バンドのメンバーがソロアルバムを出す際等のブランド名としても使われる。
ライ・クーダーがキューバに旅行した際、それまでキューバ国外にはほとんど知られていなかった老ミュージシャンとセッションを行ったことがきっかけとなり、まず1997年にアルバムが出され、1999年にはドキュメンタリー映画が制作された。それと前後して、このブランド名で、各ミュージシャンのソロアルバムも発売されている。
1997年にライ・クーダーが制作したキューバ音楽のアルバムで、作品に参加したミュージシャン達の大半が、1940年代のキューバに実在した会員制音楽クラブの会員だったため、タイトルも『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』となった。このアルバムは欧米のラテン音楽ファンを中心に世界中でヒットし、ワールドツアーが組まれた。
1999年には、クーダーの友、ヴィム・ヴェンダース監督により、同名の音楽ドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が制作される。ワールドツアーの模様も収録されており、映画の後半に映ったカーネギー・ホールでのライヴ録音が2007年に『ライヴ・アット・カーネギー・ホール』としてCD化された。
映画(日本語版)の予告編です。
この映画を久しぶりにDVDで観ましたが、主要メンバーであった今は亡きイブライム・フェレール(ボーカル)が語った下記のセリフが、いかにもキューバ人的で気に入りました。スペイン語の聞き取りが間違っているかもしれませんが、こんな内容でした。
si siguiera por cosas hace rato ya hubiéramos desaparecido. Los cubanos somos mucho cubano nosotros en respecto. Somos muy chiquitos pero muy fuertes. Hemos sabido resistir lo bueno y lo malo.
(キューバは、もし物質的な豊かさを求めていたらとっくに滅んでいただろう。キューバ人はそんなものだ。キューバは小さいけど強い国だ。悪に抵抗する術を知っていたんだ。)
さて、「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」の不死鳥のようなメンバーが出演するショーが、以前このブログでも紹介したHotel Nacional de Cubaで毎晩のように開かれています。
ショーが行われる「1930」というサロンの入口には、もう一人の代表的なメンバーであったコンバイ・セグンドの写真が掲げられています。
ショーを観るなら、ディナーと1ドリンク付きで50 CUC(ドル)のコースがお得です。おまけに、席もいいところに案内してもらえます。
ショーが始まる前は、モヒートやダイキリで乾杯して、キューバ風に盛り上がります!ディナーも普通に美味しいです。
ショーは9時30分ちょうどに始まります。舞台が近いので、抜群の臨場感です。
ショーには、毎回「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」の「生き残り」のメンバーが数名参加します。
トロンボーンのJesus “Aguaje” Ramosです。
1930年生まれの歌姫オマーラ・ポルトゥオンド(Omara Portuondo)も、まだ現役で頑張っています。目の前で見れるので感激です。
あの伝説のブエナビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)」のメンバーの歌と演奏を聴きたい方は、今すぐにキューバに行くしかありません!
Hotel Nacional de Cubaへの行き方はこちらです。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
「HOTEL NACIONAL DE CUBA(ホテル・ナショナル・デ・キューバ)」キューバに旅行したらぜひ泊まりたい五つ星ホテルです。
コメント
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はじめまして。
来週こちらのホテルに宿泊予定です。
ぜひこのライブを見たいのですが、前もって予約とかは必要ですか?
当日満員で入れないのは嫌だなぁと思いまして。。
宜しければ教えてください。