「カヨ・サンタ・マリア(Cayo Santa María)」キューバの楽園(Paraíso)に旅行して来ました!

キューバのビーチリゾートと言えば、マタンサス県(Matanzas)にあるバラデロ(Varedero)が有名ですが、今週末はサンタ・クララ(Santa Clara)県の北側で最近開発されている「カヨ・サンタ・マリア(Cayo Santa María)」にハバナから1泊2日で旅行してきました。
朝の5時にハバナを出発し、サンタ・クララまで約400キロの道のりですが、途中で2回休憩したりして6時間くらいかかります。途中立ち寄ったどドライブインは外国人用で、サトウキビ付きのコーヒーは美味しかったですが、一杯が2.5CUC(ドル)とキューバにしてお高めでした。
サンタ・クララの街から北の海の方角に進むと、いくつもの小さな島を40以上の橋で繋いだ海上ルートにでます。因みにカヨ(Cayo)とは、砂に囲まれた小さな島の意味です。
今回泊まったホテルは、スペイン系のH10というホテルチェーンがキューバの観光公社Gaviotaとの合弁で経営している「Ocean Casa del Mar」というホテルです。
2年前にオープンしたこのホテルは、新しくて清潔で、サービスも良くて気に入りました。
カナダの各都市から毎日直行便が飛んでいるようで、昼間の上空にはいつも鮮やかな飛行機雲が見えました。観光客の数もカナダからが一番多く、ホテルやビーチでは英語やフランス語が飛び交っています。
中庭からは賑やかなキューバの音楽が聞こえます。
なぜかキューバ名物の豚の丸焼きも置いてあります。
「カヨ・サンタ・マリア(Cayo Santa María)」には10くらいのホテルがあるらしいですが、殆どが宿泊に飲食代も含まれた所謂オールインクルーシブ型のホテルです。朝食と昼食はブフェ形式です。5つ星のホテルなので、味もまあまあです。
夜は、幾つかあるレストランを事前に予約して、アラカルトで楽しめます。私たちは、地中海風(Mediterráneo)の料理を選びました。ビールやワインなどの飲み物、デザートと食後のコーヒーも付いています。別料金を払えば、いい銘柄のワインも頼めます。
夕食の後は、バーで好きなカクテルを作って貰って、ホールでキューバの歌やダンスのショーが楽しめます。バーテンダーのお兄さんの仕事ぶりは気合が入っていて、手抜きの無いカクテルが味わえます。
ここで一番素晴らしのは、何と言っても蒼い海です。週末なのに人は少ないです。バラデロより海が綺麗で、人が少なくて静かです。
このビーチは遠浅で、泳いで行ける距離に岩場(海の色が濃いところ)があり、シュノーケリングで気軽に熱帯魚を観察できます。
ここはまさにキューバの楽園(Paraíso)です。
気になる料金ですが、4月になってホテル代が下がり1人74CUC(ドル)でした。でも、この時期でも海外から予約すると倍くらいの料金を取られるようです。さらにバス代ですが、今回は外国人観光客が乗るホテルではなく、キューバ人が乗るバス停から出たので、何と料金が60CUCから24CUCに下がりました。週末に1泊2日の遠出をし、昼食(2回)、夕食、朝食、ホテル内とビーチでのドリンクが飲み放題、さらに夜のショーまで楽しめて1人合計98CUというのは信じられない値段です。イヤー、いい週末を過ごせました!
キューバの楽園(Paraíso)「カヨ・サンタ・マリア(Cayo Santa María)」はこちらです。
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コメント
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はじめまして。
記事を拝見させて頂いて、年末年始に同じホテルを予約させていただきました。とてもステキな雰囲気だったので。
ハバナから行く予定なのですが、バスはどちらで手配されたのでしょうか?よろしければ、教えて頂きたいのですが。
よろしくお願いします。