「HOTEL NACIONAL DE CUBA(ホテル・ナショナル・デ・キューバ)」キューバに旅行したらぜひ泊まりたい五つ星ホテルです。

キューバの1月から4月は、雨が少なく気温も低くて過ごし易いため、いわゆる観光シーズンになっています。欧米や中南米、さらに最近では日本からも多くの観光客が訪れ、ホテル代も高騰しています。観光客の増加に対応して、ハバナ市ではピンからキリまで多くのホテルが稼働しています。最高の五つ星クラスになると、二人部屋で日本円で五万円以上もするホテルがざらにあります。ホテルの中身も、最近新市街のミラマール地区にオープンした米国系のフォー・ポインツ・シェラトン(下の写真)のように近代的な雰囲気のものから、旧市街にあるクラシカルな雰囲気のものまで様々です。
でも、せっかくキューバに来て高級ホテルに泊まるならば、キューバらしい雰囲気のホテルに泊まることをオススメします。そして、キューバらしいホテルの代表格が、1930年創業でベダード(Vedado)地区にある国営の「HOTEL NACIONAL DE CUBA(ホテル・ナショナル・デ・キューバ)」です。HPはこちらです。
かつてはマフィアの総会も開かれたというこのホテルは歴史を感じます。創業以来使われているエレベーターです。
この郵便ポストには「キューバ郵便局(CORREOS DE CUBA)」と書かれていますが、投函した郵便物が本当に届くのか定かではありません。
メイン・ダイニングです。1950年代のレトロな雰囲気を伝えています。
こちらは、多くの観光客が訪れるバーです。
壁には、ここを訪れた多くの有名人の写真が飾られています。
ホテルの一階には、革命の英雄フィデル・カストロの大きな絵画が掲げられています。「1959」とはキューバ革命の起きた年です。
このホテルの昼のオススメは、広い庭園から眺めるハバナ湾の景色です。
晴れた日に、ここでいただくモヒートは最高です。
最近ブームになっているクルーズ船が行き交う様子が眺められます。
夜のオススメは、ホテル内にある「パリジャン(Parisien)」というナイトクラブです。革命前に名物だったマフィアが仕切るカジノは今はありません。
毎晩、キューバ的な華麗なショーが繰り広げられます。
夜のもう一つのオススメは、あの「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ(Buena Vista Social Club)」のショーが開かれる「1930」というサロンです。
このホテルの夜のイベントについては、別の記事でお届けします。短期間でキューバの雰囲気を思い切り楽しめる「HOTEL NACIONAL DE CUBA(ホテル・ナショナル・デ・キューバ)」はオススメです。なお、実際に宿泊された方からの情報では、キューバにしては珍しく、ホテルの部屋でWiFiが使えるそうです。
「HOTEL NACIONAL DE CUBA(ホテル・ナショナル・デ・キューバ)」への行き方はこちらです。
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